大畠の貼箱

貼箱とは

貼箱とは、ボール紙をテープなどで固定し、その箱に印刷紙や色とりどりの洋紙や和紙を貼り付けて作る紙製の容器、と言うことになります。

ボール紙とそれぞれの素材ごとにしっかりと接着されているので他の紙器にくらべて非常に丈夫な作りになっています。

貼箱の歴史は古く、昔はその複雑な作業工程のほとんどを手作業でコツコツと作っていたものです。

今でも「職人さんが一つ一つ刷毛を使って・・・」そんなイメージを持っている方が多かったりします。 しかし現在では特殊なもの以外は専用機を使っての製箱作業を行っており、大畠紙器では大量ロット(約2.000ヶ~)は高速自動貼箱作製機を使用しての高速作製です。昔ながらの刷毛による接着剤塗布の時代のように印刷物の光沢が無くなってしまったり、箱の表面がデコボコしていたり、また反り返ってしまって貧相な仕上がりになることはありません。

美しい貼箱とは

さて”美しい貼箱”とはどんな物でしょうか。
ここでの"美しい"とはデザイン的なことではなく、貼箱そのものの仕上がり具合の話です。

このページの最初にも述べましたが、貼箱とは中芯のボールと貼紙とを貼合わせて創ります。中芯と貼紙が正確に配置されることが基本中の基本で、その他には貼紙の各部分には勿論、シワや弛み、浮き、破れなどがあってはいけません。

次に長い間、"貼箱の天敵"とされてきた”逆反り”または”天落ち”と呼ばれる状態があるのですが、これは貼箱をたいへん貧相な表情にしてしまうものでした。

我が国に於いて貼箱というカテゴリーは古くから有りました。しかしその品質は・・・と言うと必ずしも美しいと言えるものばかりでは有りませんでした。 
何故ならヒメノリや膠を使用するとき、人間の手作業では中芯と貼紙とを貼合わせる作業に時間が掛かり過ぎるために、どうしても(糊成分が乾いてしまわないように)その塗布料が多く必要だったからです。

"反りが無く、商品にふさわしいデザインの印刷紙や和紙・洋紙、それらを絶妙のバランスで調和させた箱・・・
それこそが"美しい貼箱"であると私たちは考えています。

様々な組み合わせパターンが可

貼箱...。 この「貼箱」にとって"一番の"強み"とは何でしょうか?
まずはその形式。もっともオーソドックスな形式は「C式」ですが、その他に「インロー式」や「ワンピース型」などがあり、使用用途や予算などに応じてイメージに合う形式を選ぶことが出来ます。